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眼病で失明、治療または第3の選択しますか
眼病には若くても発症する、犬の白内障や緑内障。
また先天的な犬の遺伝病、若年で発症する進行性網膜萎縮症(PRA)があります。
目が見えなくなったワンちゃんの歩行を補助するグッズ、ドッグバンパーを製作の際に
ワンちゃんのお家の方と、電話、メール、ラインで今の現状をお聞きして出来るだけ早く、目が見えていたころの生活を取り戻すお手伝いをしております。
愛犬が失明した時の治療について
失明した時の治療については
内科的な治療で手術をせずに「白内障の進行を遅らせる目薬の投与」「内服薬」
外科手術は、角膜を切開し水晶体を摘出する方法とや超音波で水晶体の内容物を細かく砕き吸引した後に眼内レンズを挿入する方法があります。
手術が可能かは検査が必要で、手術しても完全に視力がもどるかは不明とのこと。
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犬白内障になった治療の選択肢|ドッグバンパー家モデル犬へその場合
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いぬのきもち読者アンケート結果
いぬのきもち WEB MAGAZINE 2021年5月「いぬのきもちアプリ内アンケート」の犬の白内障に関するアンケートは興味深いものです。
Q1:犬の白内障の診断された
はい:28%
いいえ:72%
Q2:白内障発症の年齢
10歳以上 49%
7~10歳 36%
1~6歳 11%
1歳未満 4%
Q3: 選択した白内障の治療
目薬、内服薬などの内科的治療 57%
治療は受けていない 33%
外科的手術 4%
その他 (サプリメント) 2%
外科手術を選択しない理由
白内障の手術の起こりえる眼病のリスク(ぶどう膜炎や網膜剝離など)があります。
全身麻酔、入院3~4日がシニア犬に負担になる可能性で手術を選択しないケースも多いようです。
手術費用片目20~40万円 両眼50万円以上
ペット保険の適用もできますが、費用の上限があります。
また、ご加入の保険によっては適応外の犬種があり保険適応がない場合もあります。
専門病院が近くになく、術後の通院もためらってしまう。
内科的治療を選択しない理由
目薬を一日に数回点眼するのは、ご自宅で飼い主さんがおこなうことになります。
内科的治療は、今以上病気を進行させないという目的で完治することはありません。
治療を受けないケースでは、多くは、目薬をさすのがむずかしいことが多いようです。
ワンちゃんも嫌がって、お家の方も難しいと判断した場合には普通に過ごさせるという選択です。
第3の選択 ドッグバンパー
最近動物病院さまから、ドッグバンパーの資料の請求や患者犬のご紹介があります。
飼い主さんがドッグバンパーを作りたいと考えたのは
「もう一度一緒に散歩したい」
「部屋の中でも自由に歩いてほしい」
みなさまはそのように期待をこめて、ドッグバンパーを新しい生活の友になさりたい。
幸いにもドッグバンパーをお作り頂いたご家族とは、折に触れ使用方法の相談やをLINEビデオ電話をお受けしてます。
また、元気にお散歩している動画はほんとうに製作者としてうれしい限りです。
眼病で失明、治療または第3の選択しますか(まとめ)
愛犬が失明したとき
- 外科的治療を行う
- 内科的治療を行う
- ドッグバンパーを使う
の選択肢があるとあると思います。
痛い思いや怖い思いをなるべくさせず、元気に楽しく暮らすための選択肢にドッグバンパーを使うことも考えてみて下さい。
ドッグバンパーとは、視覚を失ったワンちゃんをサポートする白い杖のようなものです。
障害物を探りながら歩けるように、猫のヒゲのように使います。
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