目の見えない犬との暮らしで重要なポイント
犬は驚くほど順応性が高く
- 嗅覚
- 聴覚
- 触覚
を頼りに生活の質を維持することができます。
視覚障がいのある犬との暮らしで特に重要なポイントをまとめました。
この記事を参考にしていただければ何よりです。
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目が見えない・視覚障がいのある犬の飼い方①
目の見えない犬との暮らしで重要なポイント 犬は驚くほど順応性が高く 嗅覚 聴覚 触覚 を頼りに生活の質を維持することができます。 視覚障がいのある犬との暮らしで特に重要なポイントをまとめました。 この ...
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コミュニケーションと信頼関係の構築
飼い主さんとのコミュニケーションと信頼関係が大切です。
声をかけてから触れる
犬は急に触られると驚いてしまうことがあります。
近づくときや体を触る前には、必ず優しく声をかけてからにしましょう。
明確なコマンド(合図)を使う
- 「おいで」
- 「止まって」
- 「ゆっくり」
など、特定の声かけや音(鈴、クリッカーなど)を使い、犬に行動を指示することで安心感を与えることができます。
ポジティブな声かけを心がける
成功したときには「いい子だね!」とたくさん褒めてあげることで、犬は自信を持つことができます。
日常生活の工夫
見えなくてもワンやんが迷わないように工夫をします。
食事と水の場所を固定する
食器と水皿は常に同じ場所に置くことで、犬が迷わずに食事をとれるようにします。
散歩の継続
散歩は筋力維持やストレス解消に不可欠です。
慣れたルートを選び、リードを短めに持ってゆっくりと歩きましょう。
車や自転車の往来が多い場所は避けるようにします。
遊びの工夫
視覚を使わない遊びを取り入れましょう。
音の出るおもちゃや、匂いを頼りに探す「ノーズワーク」などは、犬の嗅覚と聴覚を刺激し、精神的な満足感を与えます。
※ノーズワーク:犬がその優れた嗅覚を使い、特定の匂いを嗅ぎ分ける能力を活かした遊びです。お部屋の数か所におやつを隠し、「探せ!」などのコマンド(合図)を出して探し始めさせ、見つけたらたくさん褒めてあげます。
補助具の活用
犬用の衝突防止器具(ドッグバンパー)などを利用すると、家具や壁にぶつかることなく安全に室内や庭を散策できるようになります。
医療的なケア
進行を緩やかにするように定期的な動物病院への受診がおススメです。
定期的な健康チェック
目の病気は進行する可能性があるため、定期的に獣医師の診察を受けることが重要です。
紫外線対策
白内障などの目の病気は紫外線で進行することがあるため
- 日差しが強い時間の散歩は避けたり
- 犬用のサングラスや帽子
を検討するのも良いでしょう。
目の見えない犬との暮らしで重要なポイント(まとめ)
視覚障がいのある犬との暮らしは、犬の五感のうち視覚以外の感覚にうったえる必要があります。
コミュニケーションの取り方や動物病院の受診など、何よりも飼い主さんの愛情と一貫したサポートが、犬の安心と幸福な生活に繋がります。
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