視力を失った犬の補助器具ドッグバンパーの使用方法

ドッグバンパーの使用方法

ドッグバンパーは、視力を失った（盲目または視覚障害のある）愛犬のための補助具です。

主な使い方は、愛犬が障害物にぶつかるのを防ぎ、安心して歩けるようにサポートすることです。

使用するうえでの注意点、ポイントなど

使用する場合の重要ポイントは次の通りです。

 ご使用上の重要なポイント

• 目の届く場所でご使用ください：

必ず飼い主の方の目の届く場所でご使用ください。階段、縁側、ガラス戸付近での使用は避けてください。

• 係留には絶対に使用しないでください：

係留（リードで壁などにつなぎ留めること）の用途には絶対に使用しないでください。

• 長時間（愛犬に）装着したままにしないでください：

長時間の使用は愛犬にストレスを与える恐れがあります。

• 直接リードを繋がないでください：

お散歩などで屋外で使用する際は、外れる事故防止のため、必ずハーネスや首輪にリードを繋いでください。

• 前方からの衝撃を想定：

前方からの衝撃を想定して開発されています。装着したまま寝かせることは推奨されていません。

• フィットさせることが重要：

衝撃を確実に身体に伝えるため、ドッグバンパーが身体にフィットしていることが重要です。

トレーニング方法

基本的なトレーニング方法は、次の通りです。

トレーニングの基本的な考え方

ドッグバンパーの感触を頼りに、愛犬が自分で障害物を回避して歩けるようになることを目指します。

• 装着に慣れる

最初はドッグバンパーをつけた状態に慣れることから始めます。

• ぶつかった時の教え方

ドッグバンパーが障害物に当たったら立ち止まる（または方向を変える）ことを教えます。

• 声かけでの誘導

立ち止まったら、声かけでぶつからない方向へ誘導し、歩き出させます。

• 褒める

正しく方向転換し、障害物を回避できたら、しっかり褒めてあげてください。

根気強くトレーニングを続けることで、最終的には愛犬がバンパーの感触を頼りに、飼い主さんの声かけと共に自分で障害物を察知・回避できるようになることを目指します。

ドッグバンパーの使用方法（まとめ）

以上がドッグバンパーの使用方法です。

ぜひ使い方に慣れてQOL向上（生活の質）ぶつかる不安を軽減し、活動性を高めてください。

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