目の見えないワンちゃんのケアについてお悩みですか?
ワンちゃんは、視力を失っても、他の感覚を使って素晴らしい適応能力を発揮し、幸せに生活することができます。
飼い主さんのサポートが何よりも大切です。
目の見えない犬のケアの主なポイントは3つ
目の見えない犬のケアの主なポイントは、
- 安全な環境づくり
- 視覚以外の感覚の活用
- コミュニケーションと安心感の提供
の3つです。
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安全な環境づくり
怪我を防ぎ、犬が安心して動き回れるように、住居環境を整えてあげましょう。
家具の配置を固定する
ワンちゃんは周囲の環境を記憶して移動します。
混乱や衝突を防ぐため、家具の配置や食器、寝床、トイレなどの場所は一度決めたら変えないようにしてください。
危険な場所を保護する
ぶつかると危ない家具の角には、コーナークッションなどを取り付けて衝撃を和らげましょう。
階段やベランダなど落下や転倒の危険がある場所にはベビーゲートなどを設置して、行かせないようにします。
床にコード類や物を置かないように整理し、通り道をクリアに保ちましょう。
床の滑り止め対策:フローリングなどの滑りやすい床には、カーペットや滑り止めマットを敷き、転倒や足腰への負担を軽減します。
テクスチャー(質感)で場所を教える:玄関、食事場所、トイレなど、特定の場所には異なる質感のマットやラグを敷くと、足の裏の感覚で自分のいる場所を把握しやすくなります。
視覚以外の感覚の活用
視覚を失っても、犬は**聴覚や嗅覚**が優れているため、それらを活かしたサポートが有効です。
声掛けによる誘導: 移動する際などに「ストップ」「段差だよ」「右/左」といった特定の合図(コマンド)で声をかけて誘導すると、安全に動きやすくなります。
音の目印の活用: 飼い主さんが歩くときに鈴を身につけたり、他のペットの首輪に鈴をつけたりすると、ワンちゃんが居場所を把握しやすくなります。
おもちゃは音の出るもの:音の出るおもちゃをを選んであげましょう。
水飲み場に**音が鳴るタイプの給水器を置くのも有効です。
嗅覚の活用:** 食器や寝床など、特定の場所ににおいのついたグッズを置いて目印にしたり、においを追う遊び(ノーズワークなど)を取り入れたりして、精神的な刺激を与えましょう。
コミュニケーションと安心感の提供
視力を失うことで、ワンちゃんは
- 不安
- 恐怖
を感じやすくなります。
飼い主さんの愛情と接し方がとても重要です。
優しく声をかけてから触れる: 寝ている時や近づく時は、必ず優しく声をかけてから触るようにしてください。
急に触れると驚いてパニックになったり、攻撃的になったりすることがあります。
ルーティンを維持する:食事の時間や散歩のルート、トイレの場所など、日々のルーティン(日課)をできるだけ変えずに維持することで、安心感につながります。
散歩は安全第一で
散歩は慣れたルートを選びましょう。
リードは短めに持ち、障害物や段差の前では必ず声で注意を促します。
他の人や犬に急に近づかれると驚くことがあるため、周囲にも気を配りましょう。
散歩は、外の世界の音や匂いが**脳に適度な刺激を与えるため、継続することが大切です。
不安な時は寄り添う: 混乱や不安が見られるときは、優しく声をかけたり、撫でたりして、そばにいる安心感を与えてあげましょう。
目の見えない犬のケアの主なポイントは3つ(まとめ)
その他にも次のようなヒントがあります。
定期的な健康チェック、目の病気には痛みや他の体の問題が隠れていることもあるため、定期的に動物病院を受診しましょう。
補助器具の活用:** 物にぶつかるのを防ぐためのドッグバンパーなどの補助器具を使うのも有かと思います。。獣医師や専門家に相談してみるのも良いでしょう。
これらの工夫で、ワンちゃんは視力以外の感覚を使いこなし、以前と変わらず楽しく、快適な生活を送れるようになります。
根気と愛情を持って接してあげてください。
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