AtomicWorks合同会社犬用車いすの3つの特徴
近頃、犬用の車椅子メーカーが幾つかありますが、塩ビパイプをフレームに使ったものやアルミパイプを3次元曲げ加工したものなど、それぞれ特徴があります。
弊社製の犬の車椅子には、概ね3つの特徴があります。その特徴について説明致します。
調整できるアジャスタージョイントを採用
車輪の位置、高さ調整できるのでワンちゃんの状態や体型にフィット
飼い主様が苦労して採寸し、折角オーダーしたのにワンちゃんの体型に合わないなんてこともあるでしょう。また、ワンちゃんは人より速いスピードで歳を取ってしまいます。筋肉量の変化で膝が曲がったり腰の位置が下がって車椅子のサイズ変更など改造や再作成が避けられません。そういった場合でも、 弊社の車椅子は改造せず調整が可能です。 それでも改造が必要な場合は、ジョイント部品を自社で3Dプリントできますので対応が可能です。
実はココが重要なポイント!-車輪位置調整が大切な理由
ワンちゃんは、固体毎に身体の重心が異なります。タイヤの前後位置が適正なところにないと上手く地面を蹴れません。車輪を中心に、その子の重心が前にあるのか後にあるのかが重要です。図のように支点より後に重心がある場合、前足が浮き上がってしまい上手く推進力が生まれません。弊社の車椅子は、車輪の前後に調整ができるのでその点安心です。
※重心が前に行き過ぎると重く感じてしまうので、適正な位置に調整する必要があります。
軽くて丈夫なフレーム構造
ダウンフレーム&リヤフレームを設けた高強度な構造
従来品は、コの字に曲げたパイプにジョイントパーツで垂下にパイプを繋げた構造が主流となっています。ジョイントパーツをビスで固定しているものの、横からの力に弱く歪みが生じてしまいます。弊社の車椅子は、ダウンフレーム&リヤフレームを設ける強固な構造です。フレーム材質もアルミパイプを使用する事で、軽くて高強度です。
構造の解説(横方向の荷重に弱い従来型の構造とは)
旋回性と直進性を上げるキャンバー角
車椅子を真後ろから見たとき車輪が八の字型になっている角度を「キャンバー角」と言います。車椅子テニスやバスケットボールで極端に車輪が傾いたものを見たことあるでしょうか?弊社の車椅子にも3~5°車輪を傾けてあります。
キャンパー角のメリット・デメリット
キャンバー角があることのメリット
- まっすぐ進みやすくなり、直進性がアップする
- 小回りが利くようになりなり旋回性がアップする
- 横倒れし辛くなり安定性がアップする
キャンバー角があることのデメリット
- 横幅が広くなるので狭いところが通り辛くなる
- 抵抗が増すので車椅子で進むのが重く感じる
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